INTERVIEWインタビュー

18年ぶりに再開したスポーツが
世界を変えてくれました

中島正太郎さんの写真

中島 正太郎さん

[陸上] [グランドソフトボール]

もともと野球をしていて、体を動かすのが好きだったという中島さん。海上自衛隊にいた19歳の時に病気が発覚しました。視力が失われていく進行性の眼の病でした。

その後、しばらくの間スポーツから遠ざかっていた中島さんでしたが、障がい者が取り組むグランドソフトボールという競技があるということを知り、再びスポーツをはじめました。37歳の時でした。また、グランドソフトボール以外に、陸上にも取り組むようになり、現在は、100メートル、200メートルの短距離走の選手としても活躍されています。

「18年ぶりにスポーツをするようになって世界が変わりました」という中島さん。今は、体づくりのために毎日トレーニングを行っていて、自宅で1日1時間は筋トレに励んでいるそうです。

陸上は、具体的に立てた目標を達成するために自分にチャレンジをしていくところ、グランドソフトホールは、仲間と一緒に考えながら頑張れるチームプレーができるところに魅力を感じると言います。

「出場するからには1番を狙っていきたいです。また、チームとしても良い記録を残せるように、充実感を得られるように頑張っていきたいと思います」とSAGA2024全障スポへ向けた意気込みを語ってくれました。

ストレッチ

ランニング

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

障がいがあることでスポーツをはじめる一歩が踏み出せない…という人もいるかもしれませんが、その一歩で世界が変わります。私もスポーツをはじめたことで、生活にメリハリが生まれ、世界が変わりました。たくさんの仲間もいますし、困ったことがあっても様々なサポートやアドバイスで乗り越えることができるはずです。一緒にスポーツを楽しみましょう!

未経験からはじめたバレーボール
一緒に喜び合える仲間ができました

宮園 莉子さんインタビュー写真

宮園 莉子さん

[バレーボール]

友人に誘われたのをきっかけに、2年前にバレーボールをはじめたという莉子さん。バレーボール部に所属している妹さんと遊びでしたことがあるくらいで、未経験からのスタートでした。最初は練習も1時間くらいでついていけなくなっていたそうですが、今では体力もつき、楽しく練習に参加しているといいます。

「サーブなどが決まった時に、自分が嬉しいのはもちろんですが、チームのみんなも一緒になって喜んでくれるのがもっと嬉しいです」と、バレーボールの好きなところを笑顔で語ってくれた莉子さん。バレーボールをするようになって、他の学校の友達ができたり、家でも妹さんとスポーツの話をよくするようになったり、生活の面でも変化があったといいます。また、もともと運動に苦手意識があったそうですが、バレーボールをはじめたことで『やったことがないことでも、まずは挑戦してみよう』という気持ちが芽生えるなど、大きな変化もありました。コロナで練習が休みになった時には、Youtubeを見ながらストレッチを行ったり、自分でできるトレーニングにも取り組んでいるそうです。そんな莉子さんの憧れの選手はJTマーヴェラス所属の小畠真子選手。どんなボールでも取りにいく姿勢に憧れていて、生で見た小幡選手の試合はとてもいい刺激になったそうです。

SAGA2024全障スポの育成指定選手になっている莉子さん。「チーム全員で協力、団結してプレーしていきたいと思っています。楽しくプレーできれば嬉しいです」と意気込みを語ってくれました。

バレーをしている様子

バレーをしている様子

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

私たちと一緒にバレーボールをしませんか?一緒にプレーできる仲間が増えると嬉しいです。バレーボールはとても楽しいスポーツなので、ぜひ一緒に頑張りましょう。

挑戦する気持ちを大切に
旺盛なチャレンジ精神で広がる活躍のフィールド

山口 翔太郎さん インタビュー写真

山口 翔太郎さん

[サッカー][フットベースボール][バスケットボール]

サガン鳥栖の試合観戦に足を運ぶなど、もともとサッカーが好きだったという山口さんですが、自分でもサッカーをはじめたのは体力づくりのためでした。

山口さんのポジションは、ディフェンスの要でもあるセンターバッグ。「ポジション上あまり機会はありませんが、シュートをうつのが好きです。センターバックは、ラインを見ながら攻守を切り替える判断力がいるので、ゲームの中で自分の役割をしっかり果たしていけるように頑張りたいと思っています」と意欲的に取り組んでいます。また、正確なパスを出せるように技術面を磨くため、練習日以外でも近所の先輩と一緒に自主練に励んでいるという努力家です。

サッカーの他にも、フットベースボール、バスケットボールの練習にも参加しているという山口さん。加えて、バレーボールにもチャレンジしたいということで、そのチャレンジ精神で活躍のフィールドを広げています。

SAGA2024全障スポでは、サッカーまたはバスケットボールのどちらで出場するかは決まっていないということですが、「どんな相手でも、挑戦する気持ちを大切に、まずは一勝を目指していきたいです」と意気込みを語ってくれました。

バスケットボールをしている様子

サッカーをしている様子

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

仲間と一緒に励まし合いながらするスポーツは本当に楽しいですし、体力づくりにもおすすめです。ぜひ一緒にスポーツを楽しみましょう!

『目は見えなくても、夢は見える』
目標(夢)は人生を心豊かにしてくれる

栁川 春己さん インタビュー写真

栁川 春己さん

[グランドソフトボール][サウンドテーブルテニス(STT)][陸上][フライングディスク]

栁川さんは、1996年にアトランタで開催されたパラリンピックの男子マラソンで金メダルに輝いたレジェンド的存在です。

盲学校時代から、柔道や野球などのスポーツをしていた栁川さんが、マラソンをはじめたのは33歳の時。友人の誘いで、盲人チャレンジマラソンに参加したのがきっかけでした。走る楽しさを覚え、翌年にはホノルルマラソンを完走。アトランタパラリンピックでは金メダルを獲得しました。

65歳になった今でも、グランドソフトボール、サウンドテーブルテニス(STT)、陸上、フライングディスク、ブラインドテニスといった多種多様なスポーツの練習に励んでいます。ブラインドマラソン出場も控えていて、ジョギングやウォーキングなど、日々のトレーニングにも余念がありません。

長年、スポーツに取り組み続けている理由をたずねてみました。

「自分が知らない世界に興味があるので、スポーツをすることによっていろいろな人と出会い、仲間が広がっていくのがとても嬉しいんです。私は目が見えないので、スポーツをするためには、伴走などをしてくれる協力者(ボランティア)がなくてはならない存在です。でも有難いことに、夢に向かって頑張ればみんなが応援してくれるんですよ。人とのつながりに感謝して、これからも日々の努力を重ねていきたいと思っています」。

スポーツをしている様子

スポーツをしている様子

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

目が見えないから…と諦めないでください。支えてくれ、応援してくれる人は必ずいます。

『目は見えなくても、夢は見える』私がよく言う言葉ですが、目標(夢)を持つことで、心豊かで幸せな人生を送ることができるはずです。ぜひ、一歩を踏み出してください。

障がいの壁を取り払ってくれるスポーツ
〝障がい者〟から〝一緒にプレーをする仲間〟へ

桶口 智弘さん インタビュー写真

桶口 智弘さん

[サッカー][バレー]

桶口さんがサッカーをはじめたのは、小さい頃に近所との人との付き合いがきっかけだったそうです。小学4年生からはサッカークラブ、社会人になってからはフットサルチームに所属し、サッカー・フットサル歴は30年以上になります。

生まれつき聴覚障がいのある桶口さんですが、スポーツがその障がいの壁を取り払ってくれるといいます。「一旦プレーがはじまると、みんなの見る目が変わります。一緒にプレーことで、〝障がい者〟から〝一緒にプレーをする仲間〟になり、距離感がぐっと近くなるのを感じます」。

デフサッカーの日本代表選手として活躍していた桶口さん。「ひとつの目標に向かってみんなで考えを共有し、協力し合うところが魅力です」と、その魅力を語ってくれました。なかなか思い通りにはいかないが、だからこそゴールが決まった時、思い通りのプレーができた時の喜びはひとしおのこと。

聴覚に障がいがあるため、もともと話すことが苦手だったという桶口さんですが、サッカー・フットサルは大きな変化をもたらしてくれたといいます。「フィールドの中では、意思を伝えるためにも声かけがとても大切です。もともとは話すことが苦手でしたが、実際のプレーを通して声の出し方を学べました」。

チーム練習に加え、筋トレや走り込み、ケアなど、日々トレーニングを行なっている桶口さん。「おじいちゃんになっても、サッカー、フットサルを続けていきたいと思っています」と、イキイキとした瞳で、生涯現役宣言をしてくれました。

サッカーをしている様子

サッカーをしている様子

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

最初からムリと決めないで、失敗してもいいので、チャレンジしてほしいと思います。失敗を経験して学ぶことで、先に進めるはずです。あれこれ悩んで立ち止まっているより『どうやったら楽しめるか』という視点が大切だと思います。

できない理由を見つけるのではなく
できることを見つけてはじめましょう!

石丸 登広さん インタビュー写真

石丸 登広さん

[卓球]

もともと中学校時代に部活動で卓球をしていたという石丸さん。その後、25年間全くしていなかった卓球を再びはじめたのは、体調を崩して入院した時に参加したレクリエーションがきっかけでした。その後、デイケアの卓球部に入り、地元のサークルにも参加して、卓球生活を楽しんでいます。

プレーにはそのままの実力が出るので、出来なかったことが出来るようになった時には成長を実感できてとても嬉しいといいます。

上半身・下半身の筋トレ、体幹トレーニング、ストレッチなど、日々のトレーニングを積み重ねている石丸さん。卓球を再開して、2年間で体重はマイナス16㎏、体脂肪は10%になったというから驚きです。

「卓球は見た目以上にハードなスポーツなので、実はダイエットにもおすすめです。また、簡単にはじめられて、皆が笑顔になれるスポーツでもあります」という言葉通り、初対面の人と話すのが苦手だったという石丸さんですが、卓球という共通の話題で誰とでも気軽に話ができるようになったとのこと。

「精神障がいの卓球はまだまだ普及していないので、今後大きく広がることを望んでいます。そのパイオニアの一人になれるように頑張ります」と、胸に秘めた熱い決意を語ってくれました。

卓球をやっている様子

卓球をやっている様子

スポーツに挑戦したいと思っているあなたへ

世の中にはできることより、できないことの方が圧倒的にたくさんあり、できないことやできない理由は見つけるのは簡単です。でも、自分にできることを見つけて、はじめることで、きっと何かが大きく変わると思います。

ページTOP