競走種目、跳躍種目、投てき種目があります。
競走種目
50m、100m、200m、400m、800m、1500m、スラローム、4×100mリレー
跳躍種目
走高跳、立幅跳、走幅跳
投てき種目
砲丸投、ソフトボール投、ビーンバッグ投、ジャベリックスロー
全国障がい者スポーツ大会ならではの種目
ジャベリックスロー
長さ約70cm、重さ300gの「ターボジャブ」を投げてその距離を競う競技です。
やり投げの練習としても使用されるターボジャブ
ビーンバッグ投げ
車いすの選手が参加する種目です。
重さ150g、12cm四方の袋を投げて、その距離を競う競技です。足に乗せてけり出すなど、投げ方は自由。
スラローム
車いすの選手が参加する種目です。
赤と白の旗門が置かれたコースを車いすを操って前進、後進しながら通過し、そのタイムを競う競技です。
コースは30m!旗門の間隔は2m!旗門を倒すと1本につき5秒のタイムが加算されます!
杉沢コーチに聞いてみた!
杉沢 知彦コーチ
Q.選手団の中で一番選手の派遣人数が多いが、指導をするうえで大変なことは?
A.陸上競技は様々な障がい区分に分かれての競技となるため、選手たちの抱えている障がいも様々です。
知的・視覚・聴覚・肢体不自由と個々の障がいや特性に応じた配慮や指導を求められる場面が多く、連携した指導が必要です。
派遣人数が多いということは、それだけ配慮することも多くなるため大変さは増しますが、やりがいはあります。
「800mという競技はスタートして100mでオープンレーンになります。」この文章や言葉を聞いたら、普通であれば100m走ると一番内側の1レーンを走ると思いますが、最後まで自分のレーンを走る人やスタート直後に1レーンに飛び出してしまう人もいます。陸上競技のルールの指導に加えて、遠征先では陸上競技のルール以外の生活指導等も必要になります。指導が大変な分、選手の頑張りを強く共感することができます。
Q.指導するうえで、心がけられていることは?
A.一番心掛けていることは、選手の体調管理です。
きつい練習をこなすことも必要ですが、怪我をしたりやる気を失ったりしては意味がありません。日頃からガンガン練習している選手とそうではない選手が混在していますので、レベルに合わせた練習や、個々の特性に合わせた声掛けを意識して指導をしています。
Q.陸上競技の応援の仕方はありますか?(声出しの仕方(例えば...佐賀ファイト-!など))
A.競争競技だと、「ゴーゴーレッツゴーイケイケ○○」や「イッケーイケイケ○○」などを学生の試合で見ることがありますので、そう出来たら一体感もあって良いですね。 音を頼りにする競技もありますので、熱い気持ちと視線で応援してもらえたらと思います。
Q.陸上競技は一瞬を競う競技。試合前の選手にどんな声掛けをされますか?
A.不安や緊張が大きい選手には、とにかく思い切って競技をすることと全力で楽しんでくることを伝えています。 集中している選手には、声掛けを少なくし競技に集中できるよう刺激をしないように心掛けています。
Q.その一瞬に気持ちをもっていけるために心がけていることは?
A.たくさん練習をしていても、競技本番で力を発揮できなければ自分の目標達成は出来ません。
競技本番で最高のパフォーマンスを発揮できるよう、選手と話をして不安要素を消すことやマッサージ等のサポートを行っています。
Q.陸上競技の選手に期待することは。
A.一人でも多くの選手にメダルを獲得してもらえることを期待していますが、選手一人ひとりが自己ベストの更新に向かって努力を重ねてくれることが一番です。
Q.佐賀県選手団へ一言!
A.ONEチームで、楽しんで勝ちましょう!
SAGA2024で頭がいっぱいかと思いますが、大会後も長く競技に関わってくださいね。
Q.杉沢コーチのSAGA2024にかける想い。
A.私自身、北海道出身で佐賀に来てまだまだ日は浅いですが、選手・コーチ陣は温かくアットホームな雰囲気で楽しく指導に当たることが出来ています。
佐賀大会が、大いに盛り上がり、パラスポーツに興味を持たれる方が急増すること間違いないと思います。
大会後も選手や指導者が増え、佐賀の「パラスポーツの発展につながる」そういった大会になると嬉しいです。
陸上競技で活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
◆自由形 ◆背泳ぎ ◆平泳ぎ ◆バタフライの各種目があり、それぞれ25mと50mの種目が行われ、知的障がい区分はリレー種目もあります。SAGA2024ではリレーにも出場します!
練習風景紹介
泳いで、泳いで、ひたすら泳ぐ!日々の練習の積み重ねが力になります。
目標に向かって一緒に頑張る仲間がいることが励みに!
ベストな泳ぎができるように気持ちを集中!
スタートの合図からいかにタイムロスなく飛び出せるかもレースの鍵を握ります。
コーチの的確なアドバイスを受けて、さらに高みを目指します!
安全に泳ぐための様々な工夫
水中からのスタートOK
「飛び込みスタート」または「水中スタート」が選択できます。
浮具の使用OK
身体に障がいがあり、一人で浮くことができない選手は、浮具を使用して泳ぐことができます。
タッピング
「タッピング棒」で選手の体に触れ、壁の位置を伝えることで、視覚障がい選手が壁にぶつかってケガをすることを防ぎます。
先端に柔らかい素材を付けた「タッピング棒」
津上選手のここに注目!
津上 和也選手
Q.津上選手の泳ぎの強みは?
A.スタートからのバサロキックと体幹の強さで左半身の麻痺をカバーする力強い泳ぎが強みです。
Q.水泳を始めたきっかけは?
A.小学生の時に身体づくりやリハビリを兼ねて地元のスイミングスクールへ祖母が通わせてくれたのがきっかけです。
Q.佐賀アクアチャレンジの仲間とは。
A.水泳競技や自己実現に向け共通の価値観・頑張っている仲間の存在を身近に感じることで、「自分ももっと頑張らなきゃ」と思わせてくれます。
Q.佐賀アクアチャレンジで学んだこと/変化したこと。
A.これまで競技には個人で参加してきましたが、チームを結成してからは、練習や大会そのほかの活動にも一体感を持って取り組めるようになったことです。
リレー競技への参加や個人のレースについても、チームみんなで成長や達成感を共感出来ることで、自分ひとり以上の力が出せていると感じます。
Q.スポーツ(水泳)が津上選手に与えているチカラを教えてください。
A.(津上選手)⇒
パラスポーツに出会うまでは、健常者と比べて劣等感を感じることが多くありましたが、自分でも頑張れば「全国大会」でも活躍が出来るという自信を持つことが出来たこと。障がいも自分の個性として強みに変えることが出来ました。
(ご家族から)⇒
社会人になってパラスポーツの水泳に出会い、新たな目標を持つことが出来ました。仕事との両立も大変ながらも会社や周囲の皆さんに支えられながら辛抱強く挑戦しつつ、楽しんで取り組んでいます。
Q.水泳競技の応援の仕方は?(こんな応援があったら嬉しい)
A.限られた運動機能を最大限使って、それぞれに自分に合った「オリジナリティの高い泳ぎ」に注目して応援頂ければと思います。
水泳で活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
弓の種類により部門が異なり、「リカーブ部門」と「コンパウンド部門」があります。
それぞれ、50mと30m先の標的を1ラウンドずつ射て得点を競う「50m・30mラウンド」と、30m先の標的を2ラウンド射て得点を競う「30mダブルラウンド」が行われています。
リカーブ部門
コンパウンド部門
的の中心に当たった時の爽快感!
コンパウンド部門長友 裕紀選手
Q.アーチェリーを始めたきっかけは?
A.28歳の頃に仕事上の事故で障がい者となりました。
障がいがあってもできる仕事はないかと考えていたところ、医療機関の職員から資格を取ってはどうかと提案され、31歳で大学へ進学をしました。大学在学中、現パラアーチェリー日本代表のコーチが大学職員として勤務されていて「アーチェリーをやってみませんか?」と声をかけていただいたことがきっかけで始めることになりました。
Q.どうすれば、アーチェリーができる?
A.佐賀県アーチェリー協会や佐賀県パラスポーツ協会へご連絡いただければ体験することができます。
Q.アーチェリーを続けている理由は?
A.的の中心に当たった時の爽快感や個人競技が自分に合っていたこともあり、続けています。
Q.長友選手のプレイのみどころは?(ここを見て!)
A.矢をつがえて矢を射るまでの一連の流れをみてほしい。
Q.かごしま大会での思い出ばなしはありますか?
A.かごしま大会で初めて60金(1セット6射をすべて10点に入れる)を出せました。
Q.試合中はどんなことを考えていますか?
A.試合中はほぼ「無」です。考えすぎたら当たらなくなるため、考えないようにしています。
Q.アーチェリーの応援の仕方は?
A.「集中」や「落ち着いて」などですかね。ただ行射中はお静かにお願いします。
Q.(今後、後輩を育てていくなどの視点を期待して…)アーチェリー界での長友選手のポジションは?
A.佐賀県でコンパウンドボウのプレイヤーがほぼいません。
自分がこれまで知り得た知識を興味を持っていただいた方に伝えていければと思っています。私もまだまだ競技を続けていく予定であるため、私のライバルが増えてくれることを願っています。
Q.SAGA2024での目標は?
A.もちろん金メダル。かごしま大会からの2連覇を達成したいです。
Q.アーチェリーに興味がある方へ。
A.アーチェリーは様々な障がいにも対応できるようになっているスポーツです。
自分の障がいではできないとあきらめる前に佐賀県アーチェリー協会や佐賀県パラスポーツ協会へ問い合わせをしてみてください。一緒にアーチェリーを楽しみましょう。
選手は2種目に出場することができます。障がい区分に関係なく競技します。
投球の正確さを競う
アキュラシー(ディストリート・ファイブ、ディストリート・セブン)
5mまたは7m離れた円形の的に向かって10回投げ、的を通過した回数を競います。
投げた距離を競う
ディスタンス
ディスクを投げ、飛距離を競います。風にのって60m以上飛ぶことも!
フライングディスクは観客のみなさんの声を届けるチャンスが多くあります!
一投目!
ナイススロー!!
本番の前のテストスローでは黄色のディスク、本番は白のディスクを3投連続で投げます。
視覚障がいのある選手は、スローイングアシストラインと音源で方向を確認します。
同じように競える工夫がなされています。
フライングディスクのここに注目!
香月 文男監督
Q.さまざまなパラスポーツを長年支えていただいているが、SAGA2024開催を目前に、支える側からみて思うことはありますか?
A.全国から来る多くの来場者から「佐賀大会は良かった」と思われる大会になるよう支えたいと思います。
Q.選手を伸ばす声掛けはありますか?
A.「声かけ」もバランスが大事で技術的な声かけよりも「選手の心を整える」メンタル的な声かけを心掛けています。
Q.フライングディスクのこんなところがステキ。
A.ディスク1枚あればどこでもプレイすることができます。
老若男女、健常者、障がい者、誰でも楽しめます。
チャンピオンスポーツではなく、参加型のスポーツです。
Q.アキュラシーのコツ、ディスタンスのコツは?
A.両種目とも基本を守ることです。
アキュラシーはディスクに強い回転を与えるため、手首の使い方が重要です。
ディスタンスは「身体」全体を使いステップを踏み直進に飛ぶように投げます。
Q.フライングディスクの応援の仕方は?
A.アキュラシーはゴール(標的)通過で「ナイスゴール!」、ディスタンスはディスクが地面に触れたら「ナイススロー!」などの応援(声かけ)をします。
Q.佐賀県選手団へ一言!
A.全国の選手団との「ふれあい」を大切に、ひとつでも多くの感動を体験して欲しい。
Q.フライングディスクの特徴は?
A.選手入場では拍手で「お出迎え」、ディスク渡しではプロポーズ姿勢(片ひざ)で「1投目~」「2投目~」「ナイスゴール!」「ナイススロー!」など審判員の声かけ、表彰では選手全員に花束贈呈、バンザイ三唱などフライングディスク競技は「選手ファースト」です。他の競技で見られない光景が見られます。ぜひ見に来て下さい。
フライングディスクで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
個人戦は、男女別、年齢区分別で行われ、4ゲームの合計スコアで順位を競います。
競技方法はデュアルレーン(アメリカン)方式です。
デュアルレーン(アメリカン)方式とは?
2つのレーンを1フレームごとに交互に投球する方式です。
選手を“支える”ということ…
介助者菱岡 勇雅さん
Q.サポーターとしてかごしま大会に関わろうと思ったきっかけは何ですか?
A.大学の先生から「ボランティア行かない?」と声をかけていただいたのがきっかけで、将来、福祉職として活躍する際にも役に立ついい経験ができるのではないかと考え参加しました。
Q.実際に選手団として5泊6日のサポートはどうでしたか?
A.担当の選手とはホテルでも同室でほぼ24時間一緒にいるという環境だったので、生活習慣の違いなどから、少し大変だなと感じる部分はありましたが、それ以上に学べることも多く、非常にいい経験になりました。
Q.パラ選手とかかわる際に心がけているところ。(支えるってどういうこと?)
A.障がいがあるからといって、特別に何かしてあげないといけないということはなく、一人ひとり障がいの程度や得意不得意なことが異なるので、その方にあった声かけ、支援をすることを心掛けました。実際に私が担当した方は、時間や物の管理が苦手な方だったので、集合時間に間に合うように、早めに準備をするよう促す、定期的に声掛けを行う、競技の際に使う道具は1つのバッグにまとめるよう促すなどの支援を行い、可能な限り自立して過ごせるような支援を意識しました。
Q.介助者として参加したボウリングや、選手の魅力。(かごしま大会でのエピソードなど)
A.選手はボウリング競技の際、ストライクやスペアをとると、笑顔でガッツポーズをしたり、他県の方とハイタッチをしたりしていました。その様子を見ると応援している私たちも嬉しさを感じました。
Q.SAGA2024も選手を支える人として関わってくれますか?
A.私はSAGA2024にも介助スタッフとして参加しようと考えています。昨年度のかごしま大会で学んだ経験を今年のSAGA2024に活かし、選手が実力を最大限発揮できるように、サポートしていきたいです。
一般の卓球と視覚障がい選手が出場するサウンドテーブルテニス(STT)の2種類があります。
卓球身体知的精神
一般的なルールに準じて行われますが、車いす使用者のサービス時など、障がいに応じた特殊ルールもあります。
サウンドテーブルテニス(STT)視覚
サウンドテーブルテニス(STT)は、視覚障がい者のために考えられた卓球です。アイマスクまたはアイシェードを装着し、ボールの音を頼りにプレーします。
ボールの転がる音を頼りにプレーするので会場は静寂の中、緊張感が漂います。
卓球台
エンドラインとサイドライン後半部にはフレームがあります。エンドラインのフレームにボールが触れる前に打たなくてはいけません。継ぎ目のない、専用の台を使用します。
ネット
台とネットの間は4.2cmあいており、球を転がして打ちあいます。
ラケット&ボール
ラバーが貼られていないラケットで、金属の球が入った専用のボールを打ちます。
アイマスクまたはアイシェードを着けてプレー
視力による有利不利をなくすためにアイマスクまたはアイシェードを着けてプレーします。
選手は、台の中央にある突起物で自分の位置を確認し、ネットの下を通してボールを転がしプレーします。
のんちゃんの卓球にかける想い
一般卓球藤木 希望選手
Q.卓球を始めたきっかけは?
A.中学に入学した時、中3の兄が卓球部に所属していたのでその影響で始めました。
Q.藤木選手にとって「卓球」とは?
A.人生の一部。
Q.SAGA2024へかける想い。
A.地元開催なので選考会で1位になり、全障スポで金メダルを取りたいです。
Q.試合中はどんなことを考えてる?
A.1勝すること。(まずは勝つこと)
Q.パラスポーツ指導員資格を取ろうと思ったきっかけは?
A.指導して下さっているコーチに憧れて「自分もコーチみたいな上手に教えられる人になりたい」と思って資格を取りました。
Q.指導者としての今後の目標はありますか?
A.今は選手として教えていただいていますが、将来、今まで学んできたことを次世代につないでいければと思っています。
Q.一般卓球の応援の仕方は?
A.一般の社会人チームに所属しているので、その際の応援は選手が落ちついてプレー出来るような声かけを心がけています。「先に1本」「ナイスサーブ」「ナイスレシーブ」「落ちついて」「挽回するよ」などの声をかけて応援しています。
Q.卓球をやっていて嬉しかったことは?
A.憧れの石川佳純さんに2度もお会いできてとても嬉しかったです。令和5年12月10日に「47都道府県サンクスツアー」で基山町に来られて質問コーナーで(次の日11日なので)誕生日を祝っていただきました。
卓球で活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
重度の脳性まひ者や四肢まひ者のために考えられたスポーツです。
ジャックボールと呼ばれる白い目標球に、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールをいかに近づけるかを競います。シンプルながら、技術・戦略は奥深い競技です。
「立位」と「座位」の選手二人一組のペア戦で、男女の区別なく構成されます。
いろいろな投げ方でOK!
ボールは、上から投げても、下から投げても、足で蹴ってもOK!投げることが難しい選手は、投球補助具(ランプ)を使って、投球することができます。また、ボールの投球や車いすの操作が難しい選手には、競技アシスタントのサポートを受けることができます。
投球補助具(ランプ)
ボールを投げることができない選手が使用します。高さや向きの修正は選手の指示によりランプオペレーターが行います。高さを調節して、ボールのスピードを速くするなど、バリエーションのある投球ができます。
試合の流れ
すべての感覚を研ぎすませて…
ランプオペレーター陣内 英子さん
私は、選手とともに競技する「ランプオペレーター」として大会に出場しています。
姉は自分ではボールを投げることができないので、ランプを使って投球しています。
私は姉が指示する通りにランプの長さや向きを調整する役割です。
ランプオペレーターは一切コートを振り返ることができないので、全身の感覚を研ぎ澄ませて試合の状況を判断します。姉の表情を見逃さず、観客の反応もその貴重な材料にしています。
ボッチャの醍醐味は、最後の一投まで勝敗が分からないところ、一球で逆転もできるところです。
皆さんの声援が力になるので、しっかり声を出して応援をしてほしいです。
ボッチャで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
男女混合
5人制
競技用の車いすを使って行うバスケットボール。
コートの広さ、リングの高さ、使用するボールは一般のバスケットボールと同じです。
「ダブルドリブル」なし。選手がボールをもって車いすを連続3回以上手で“漕ぐ”と「トラベリング」(反則)をとられます。
試合は10分クォーターを4回行います。
競技用車いすの特徴
各選手には持ち点があります!
(0.5点きざみ)
【1.0点】田中裕康選手
【1.0点】岸田星那選手
【2.0点】江口洋人選手
【2.5点】栗山来晟選手
障がいの程度に応じて選手1人ずつに1.0~4.5点の持ち点が決められています。
コート内の1チーム5名の選手の合計点が14点以内になるように編成されます。
最小1.0点
障がいの程度が重い(ローポインター)
特徴
自身で身体を支えることが困難な選手が多いため
最大4.5点
障がいの程度が軽い(ハイポインター)
特徴
動きを最大限に生かすため
チームを引っぱるキャプテン!
背番号13田中 裕康選手
Q.佐賀県チームはどんなチームですか?
A.ハイポインター(障がいの程度の軽い)不在のチームです。
Q.車いすバスケットボールを始めたきっかけは?
A.障がい者になってすぐに、佐賀で車いすバスケの大会があって観に行ったのがきっかけです。
Q.田中選手の持ち点は?
A.1.0点です。
Q.田中選手のプレイの見どころは?
A.ミドルシュート、味方を生かすスクリーンプレー、少ないチャンスを見つけてのゴール下のプレーです。
Q.キャプテンとして心がけられていることは?
A.みんなが気持ちよくプレーできるように、声かけする。失敗してもポジティブな声かけです。
Q.SAGA2024開催をきっかけにつながりができた方々へ一言。
A.これまで色んな方々に応援・支援してもらいました。その方々に少しでも恩返しをするって意味でも一生懸命頑張ります。
車いすバスケットボールで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
男女混合
10人制
視覚障がい者のために考えられた競技で、ソフトボールのルールに準じて行います。
ボールの転がる音や、キャッチャーやコーチャーの手をたたく音を頼りに試合が行われます。
試合時間は90分の7回制で、試合開始後80分を経過すると新しい回には入りません。※決勝と3位決定戦は110分。
ボールはハンドボールと同じボールを使用します。
ピッチャーは全盲の選手で、キャッチャーの手を叩く音を頼りに転がして投げます。
バッターは、転がってくるボールの音を頼りにバットで打ちます。
守備で全盲の選手がキャッチするとアウトになります。全盲の選手は4人以上出場しなければなりません。
選手同士がぶつかってケガをしないよう、走塁べースと守備ベースの2つに分かれていて、走者はコーチャーの手を叩く音と声を頼りに走ります。
競技の妨げにならないよう、「静」「応援」の札でタイミングをお知らせ!
選手、スタッフみんなで支えあい勝ち取る一勝!!
ベンチに戻る際もサポート
弱視選手が投げる方向を指示
あなたの声が力になります!
背番号16豆田 淳司選手
Q.グランドソフトボールとの出会いは?
A.30年位前に、資格取得で通った福岡視力障がい者センターで選手として始めました。
しばらく休んでいましたが、3年前くらいにまた(15年前から)勤務している佐賀県立盲学校でかかわるようになって今に至ります。
Q.マグピーズSAGAはどんなチームですか?
A.みんな仲良く、チームワークのよいチーム。自分にとっては、貴重な仲間との出会いの場となっています。
Q.豆田選手のポジションはどんな役割?
A.サード、レフト、ショートストッパーなどどこでも守れる選手だと思っています。
弱視でも、全盲でもいけるので、ピッチャーをすることもあります。
いつも「絶対後ろには逃さない!」という強い気持ちで守っています。
Q.支えてくれるスタッフの大切さ。
A.ラインを引いたり、道具を運んだり、事前準備からしっかりやっていただいててとてもありがたいです。
試合や練習に集中できるよう常に自然に、当たり前に気遣いをしてもらっています。
目の見え方や特性を踏まえての対応は一人ひとり違うのに、一人ひとりにあわせてサポートしてくれるので、とても信頼感を持っています。
Q.全盲選手とのコミュニケーションの取り方は?
A.信頼関係を築くのは大変だけど、知らない選手と出会って人柄が分からなくても、練習をする中で、しゃべったり、遠征で行動(生活)を共にしながら少しずつ理解しあっています。
Q.応援者( 観戦してくれる人)の存在は?
A.応援の声はものすごく役に立つ!
全盲選手にとっては、貴重な状況判断の材料となっているから、声を出して応援してもらえるのはありがたいです。
静かに観る競技ではあるけど、声を出していい場面では思いっきり声をかけてほしい!めちゃくちゃ力になります。
Q.SAGA2024での目標は?(チーム/個人)
A.地元なんでやっぱり優勝かな。個人の目標としては、必ず点に絡むバッティングをする!!
Q.グランドソフトボールの見どころは?
A.グランドソフトボールは、全盲選手(アイシェードで完全に光を遮断)が音に反応してプレーするところが面白いと思います!ぜひ見てください!!!
男女混合
9人制
基本的にはソフトボールと同じルールです。投手は股下からボールを転がし、打者はボールを蹴って出塁します。
試合は、7回または試合開始後60分を経過した後は新しい回には入りません。
練習風景紹介
チームメイトと協力したり、応援し合ったりできるのもフットソフトボールの魅力です。
キックの練習。狙いを定めて、思いっきり蹴る!
画像は守備練習の様子。ボールを体の前でしっかりキャッチし、すぐに投球!
サッカーボール(ゴム製4号球)を使用!
盗塁や四球はありません。
停止球ルール。
ボールインプレイであっても投手が野手からの返球をピッチャーズサークル内で保持した時点で試合が停止し、塁間にいた走者は元の塁に戻ります。
これがそらの部活です
保護者本村 碧選手のお母さん
Q.いよいよSAGA2024!碧さんへエールを一言!
A.待ちに待ったSAGA2024が始まりまることでワクワクしていることでしょう!
今まで練習してきた成果を思う存分発揮してください!!チームみんな一丸となって頑張れ!!
Q.フットソフトボールに、水泳、陸上競技、バスケットボール...などいろいろなスポーツを始められて、碧さんに感じられる成長は?
A.小さいころからスポーツが好きだったので、SAGA2024に向けての体験教室に参加させていただきました。
スポーツをすることで、自信がついてきていろんなことに積極的になりました。また、週末の楽しみが増えたことで、自分のスケジュール管理ができるようになり、生活にメリハリができているようです。
Q.いろいろなスポーツに挑戦することを応援してくだっさていた、その心意気は?
A.特性があるため、何か始めるには周りの理解が必要なので、このような機会に恵まれたことに、とても感謝しております。また、スポーツに取り組めたことだけでなく、たくさんの仲間たちに出会えたこと等、とても良い経験をさせていただいています。
Q.お母さんのSAGA2024での楽しみなことは?
A.フットソフトボールチームの勝利!が一番です!
それと、フットソフトボールチームだけでなく、佐賀県の選手団の活躍する姿を見ることがとても楽しみです!
ひたむきに頑張る姿にいつも感動させられています!!
Q.碧さんにとって、フットソフトボールとは...
A.碧にとって「やりがいと自信の源」になっていると思います!そして、「なくてはならないもの」です!
毎回の練習会をすごく楽しみに指折り数えていますし、よい仲間と指導者に出会えたことに本当に感謝しています。
Q.障がいがあるということは...
A.障がいがあると、周囲の理解などがないとチャレンジできないのが現状です。
SAGA2024の開催をとおして、特性を持っている人たちが、多くのことにチャレンジできるような機会が今後も継続し増えてくるといいなと思います。
フットソフトボールで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
聴覚・知的=男女別/精神=男女混合
6人制
全障スポは、バレーボールだけで[聴覚障がいの部/男女、知的障がいの部/男女、精神障がいの部]と5種目(チーム)もあります。ここでは、解説を交えながらそれぞれの種目の特徴に注目し、監督目線でそれぞれのチームを深堀していきます!!
ルール
3セットマッチ。
2セット先取したチームの勝ち。
1セット25点のラリーポイント制。
「24対24」の同点の場合は2点リードをとるまで!!
ネットの高さが違う
各種目の紹介の前に、佐賀県の全障スポのバレーボールを語るうえでは、この人の存在なしでは語れません!!
総監督古川 悦子
Q.出会いから、チーム立ち上げまで。
A.佐賀で全障スポが開催されることから、出場のチャンス。「競技人口を広げ、障がい者が継続してスポーツに親しめるような機会にしたい」という取り組みが平成29年度から始まりました。
バレーボール競技が知的男女チーム、身体(聴覚)男女チーム、精神の障害種があり、精神については、クラブチームが活動してあったため、ひとつはホッとした私。しかし、時間が経つにつれ、すごい重荷を背負ったことを痛感しました。自分にできるのか?という思いが募るばかりで、ゼロから4つのチーム作りが平成29年度8月からスタートしました。
第1回体験教室の参加者は1名で初心者の方で、事前に情報があったため、体づくり運動を一緒に行いゆっくりと休憩を挟みながら進めました。後半のボールに親しむ活動では、ソフトバレーボールで簡易ゲームを行ったり、風船バレーを使用したりして空中のボール感覚(タイミング)、距離感覚を捉えてもらうための内容から実施しました。感想は、楽しかった。その方は、いろんな競技の体験をされていて、今は自分に合った陸上競技を楽しまれています。運動されていることに嬉しさを感じています。
体験教室の回数が増えていく中で、平成30年11月には知的男子チームとしての形が見え始め平成31年には九州ブロック予選会出場の光が見え、目指す方向が一つになりました。令和4年には、知的女子チームが結成、令和5年には、身体(聴覚)男子チームが結成、女子チームの選手確保ができるのか、心の中は、不安と焦りでいっぱいあったけど、県内各方面の方々のご尽力・ご協力のもとに、令和6年春に身体(聴覚)女子チームを結成。体験教室の受付で、新しい女子の顔が見られたときは、感謝の気持ちと満面の笑顔で迎えることができました。まずは、6月のリハーサル大会出場申し込み完了。スタッフ一同、胸を撫でおろしました。
初心者が硬くて痛いバレーボールを使って楽しめる練習を、そして、体験教室や練習会に顔を出してくれたこと。参加者が少ない練習で個々の競技力を高めてくれたこと、更に、笑顔に変わってきたことは、私も安堵しています。
先が見えない体験教室第1回から一方的に声を掛けて、協力していただいたスタッフの方、そして、今日まで、バレーボールに携わるスタッフの方々、手話通訳の方々に感謝の念でいっぱいです。
Q.かかわった選手へ。
A.全障スポ佐賀大会開催の話があった平成28年度から、全チームの選手の皆様と見えない赤い糸で繋がっていて出会い、本当にご縁があったことを嬉しく思っています。
まずは、6月のリハーサル大会では、個々の力を発揮してください。そして、本番10月全障スポでは、チーム一丸となり悔いが残らないようにバレーボールを楽しみ、スタッフと選手、応援の方々と一丸となり、一点一点を勝利に導いてください。
「勝利をこの手に!!」
最後に、チームへの参加はできなかったけれども、体験教室に参加していただいた佐賀県内各方面の方々、ありがとうございました。これからも、いろいろな場所でバレーボール(ソフトバレー、ミニバレー、卓球バレー等)を楽しんでください。
Q.選手が活躍できる場があることの意義。
A.バレーボールを経験した人も初心者の人も、一つのボールを追ってプレーし勝負する姿、個々の運動能力の向上を、本人はもちろん指導しているスタッフ、その姿を見学している保護者様まで、たくましく成長する時間に、目を見張るものを感じたのは私ばかりではなく、かかわる皆様が痛感したのではないでしょうか。
スポーツを通して深まる和を改めて感じています。
SAGA2024までのPRには各方面からの撮影、テレビ放映、佐賀県競技力向上推進本部から配信される動画・Instagramでも配信されるまでの取材等を経て、選手皆が堂々といろんな方面で活躍の糧となり選手たちの自信に繋がっています。
一歩踏み出すきっかけはとても大事だと思っています。
手話は、誰もがコミュニケーションの一つである。
挨拶、ありがとう、お疲れさまと手話で。
それだけでも相手と通じ合う。
柔和な表情が自然と生まれる。
この立場に立って、身をもって感じた。
Q.SAGA2024に向けて。
A.平成29年度から先導を取って頂いたスポーツ課の皆様、すべての方々に寄り添い対応をしていただいていることに感謝いたします。ありがとうございました。
10月の本大会には、バレーボール競技(3障がい種)5チームが揃って出場した姿が楽しみです。
また、維新ブルーを基本としたユニフォームが、それぞれの会場で熱闘を繰り広げてくれることを祈っています。
ENJOY佐賀!/知的男子チーム
目標は「あれ」です。選手、スタッフ全員が「あれ」を目標に挙げています。
チームのあゆみ
◆2019年
全障スポ九州ブロック予選会初出場。
初の公式戦、北九州市に完敗。
◆2020~2021年
新型コロナの影響で九州予選会中止。
2019年の悔しさを糧に実戦練習で自信・実力UP!
◆2022年
約3年ぶりの九州予選会!初戦、鹿児島戦は2-0で圧勝。
続く決勝戦はあの北九州市。2-0で見事勝利!
実力で全国大会出場を勝ち取る。全国とちぎ大会は涙の初戦敗退。
◆2023年
九州王者、追う側から追われる立場での九州予選会出場。
プレッシャーをはねのけ、見事2年連続優勝!!
全国かごしま大会は、今回も悔しさ残る初戦敗退。
◆2024年
いろいろな想いを胸に、SAGA2024へ
どんな歴史を残してくれるのか楽しみです。
監督へのQ&A
監督井之 利昌
Q.男子チームはどんなチーム?
A.知的障がいのある男子バレーボールチームの結成の取り組みが始まったのは、平成29年で県立中原特別支援学校にて初めて開催された体験会には1名だけの参加という寂しい状況からのスタートでした。その後、第2回には4名、第3回には8名の参加と少しずつスポーツの輪は広がりました。初めてチームとして大会に出場したのは令和元年の全国障害者スポーツ大会九州ブロック地区予選会。体験教室に参加したメンバーをかき集めての大会出場であり、ルールの理解があまりなく、バレーボールの戦術等はもちろんあるはずもなく「まずは挑戦」という意気込みでした。結果は強豪、北九州市相手にセットカウント0-2で完敗。令和4年の九州ブロック地区予選会で3年ぶりの公式戦となった大会には、これまでの悔しさを糧に強化練習や合宿、普通高校男子バレーボール部との練習試合を通して、自信と実力をつけていきました。
鹿児島県との1回戦2-0(①25-17、②25-2)で快勝。続く決勝戦は、3年前の2019年に全く歯が立たず完敗した北九州市。結果は2-0(①25-19、②25-16)と見事勝利し、実力で全国の舞台への切符を初めて手にしました。
令和5年の九州ブロックで2年連続の優勝を成し遂げました。
Q.男子チームのここを観てほしい。
A.全国栃木大会・鹿児島大会の経験を活かしチーム力の向上を図ってきました。選手の一人ひとりの技術力や精神面など今まで以上に意識が高くなっていると思います。
チームスローガンのENJOY佐賀を合い言葉に元気に楽しくプレーする姿を観てほしいです。
Q.選手のみなさんへ一言。
A.いろいろな人との出会いや支えてもらったこと試合で負けた悔しさなどを勉強してきました。それらが全て自分の成長となったと思います。その恩を胸にチーム一丸となり一戦一戦を戦いましょう!
明るく前向きなチーム/知的女子チーム
全員で協力し、1点でも多く得点する!
ここを観て!
初心者が多く、練習量も少ないため、ここまでのチームになるのには選手の地道な努力がありました。
1本1本にかける選手たちの想いを想像しながら、得点した時には、ぜひ一緒に喜んでほしいです。
観客のみなさんが応援したくなるチームです!!
監督へのQ&A
監督山田 愛子
Q.女子チームはどんなチーム?
A.明るく、前向きなチームです。失敗や失点しても切り替えて、前のみ見ていきます。ドンマイ精神です。選手は意欲的なので、得点や上達するためのアドバイスを素直に聞き、一生懸命に練習する姿が印象的です。
Q.選手とコミュニケーションを取るうえで心がけられていること。
A.コミュニケーションは永遠の課題ですが、難しい状況の時は原点にかえっています。
私たちは、バレーボールを楽しむために集まった仲間で、現在の目標はSAGA2024で1点でも多く得点すること。
そのために、必要ないことは忘れて前を向いていくことでチームがまとまるように心がけています。
Q.女子チームのここを観てほしい。
A.初心者が多いのでミスも多いのですが、チームでボールをつなぎ得点できた時には喜びも大きく、全員で喜びます。
観客が応援したくなるチームですので、得点した時には、ぜひ一緒に喜んでほしいです。
Q.選手のみなさんへ一言。
A.SAGA2024をきっかけに、バレーボールを通じて集まった仲間で、素晴らしい経験ができていることに感謝しています。
SAGA2024がなければ出会うこともなかったであろう仲間と全国大会という未知なる舞台を精一杯頑張りましょう!
ここからがスタート!!/聴覚男子チーム
まずは楽しんで大会に参加すること。ケガをしないこと。
ここを観て!
今できる範囲で1球をみんなでつないで相手に返すところ。コート、ベンチ、チーム関係者がひとつになって喜び、悔しがるところ。
監督へのQ&A
監督田代 礼章
Q.男子チームはどんなチーム?
A.全員が初心者から始めたチーム。
年齢に関係なく意見や気持ちを出せる雰囲気の良いチーム。
Q.選手とコミュニケーションを取るうえで心がけていること。
A.聞こえの程度や手話ができるできないは様々。私自身、手話がまだできないので手話通訳者を交えながら、みんな伝わるように声の大きさやジェスチャーを交えたり、プレー面なら手本を見せるなどを心がけています。
私自身まだまだできていませんが、抽象的な表現より具体的な表現を心がけてはいます。
Q.応援の仕方。
A.特に一般のバレーと変わりはありませんが、手話を交えるといいかもです。
Q.目標。
A.(1勝!!と言いたいところですが…)まずは大会に参加すること。楽しむこと。怪我をしないことです。
Q.選手へ一言。
A.自分たちはここからがスタート!今まで練習してきたことが一つでも試合で出せるように頑張りましょう。
みんなで1点を取りに行きましょう。その過程で楽しもう!!
みなさんがバレーをするうえで関わってくれている人、誰一人欠けても今のあなたはいません。
「感謝!!」の気持ちを持ってプレーしよう。それが力に変わります!!
Q.SAGA2024で出会えた仲間の存在。
A.バレーを通しての選手、保護者、スタッフ、たくさんの人との「出会い」。
SAGA2024が無ければなかったことだと思います。県外出身者の私は特に縁を感じています。
何か佐賀に恩返しできるように頑張ります。
和気あいあいと楽しみながら成長しているチーム/聴覚女子チーム
初出場!まずは1勝!
ここを観て!
年齢やバレー経験もまちまちですが、よくコミュニケーションをとり、楽しみながらバレーをやっている姿をぜひ観てほしい!
団体競技12チームが全障スポに出場します。
聴覚女子チームが立ち上がり、12チーム全部がやっと揃いました。
みんなが全障スポのコートに立つその日を夢見ながら、サポートしてきました!
監督へのQ&A
監督田中 ハルコ
Q.女子チームはどんなチーム?
A.バレーは初めてのメンバーばかりですが、コミュニケーションを取りながら和気あいあいと日ごろの練習も楽しみながら頑張っています。
Q.選手とコミュニケーションを取るうえで心がけられていること。
A.・話をする前に一度注目してもらうこと。
・練習内容の説明をする際には、分かりやすい言葉に置き換えたり、一度スタッフでやって見せたりしています。
Q.バレーボール(身体障がいの部)の応援の仕方。
A.・手話やジェスチャーを交えての応援
・ろう者、難聴者の中には手話が分からない方もいらっしゃるので、文字(うちわや看板?など)でのメッセージだと、どの選手にも目で見てわかるので、伝わりやすいと思います。
Q.選手のみなさんへ一言。
A.6人やっと集まって、念願だった初試合!
みんならしく、笑顔を大事に、思いっきり楽しんで試合をしてください。
磨けば光る原石が多いチーム/精神チーム
一戦一戦勝ち進み、決勝戦という大舞台で弾ける!
精神障がいの部では、ソフトバレーボールで戦います。
コートには必ず女子選手が1名以上出場しなければなりません。
下は20代、上は70代の平均年齢44歳チーム。
監督に聞いてみた 試合の見どころは?
ベンチから楽しく声を出し、コート内の選手と一つになっている。
最高齢70代のメンバーがピンチサーバーで出場した時、ナイスサーブでチームに貢献できるか!?観てほしいです!
監督へのQ&A
監督鈴木 けい子
Q.チームはどんなチーム?
A.下は20代、上は70代の平均年齢44歳。身長が高い人が多いですが、なんと、バレーボール経験者は2名。磨けば光る原石が多い?ほとんどが仕事をされていて、なかなか全員が揃う事はありません。セッターがムードメーカーで、普段口数の少ないキャプテンですが、コート内では声をかけてくれてみんなを引っ張ってくれます。
Q.選手とコミュニケーションを取るうえで心がけられていること。
A.練習以外の時間に仕事の話を聞き、休憩中でもサーブ、アタックの練習を一緒にやっています。 その人にとって少しでも良いプレーをすると、必ず声にして褒めるようにし、笑いの中で練習ができる雰囲気を心がけています。
Q.選手のみなさんへ一言。
A.地元での大会開催を楽しんで、いつも通りの自分を出し切ってください。
バレーボールで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
男女別
5人制
コートの広さ、リングの高さ、使用するボールなど、一般のバスケットボールと同じルールです。試合は10分クォーターを4回行います。
練習風景紹介
シュートの練習。
一本一本想いを込めてシュート!
ディフェンスを突破する練習。
ボールコントロールができるように、基本的な動きも繰り返し練習します。
試合風景紹介
会場に行けばあなたもファン間違いなし!
𠮷村 俊希さん
今回は、体験教室初期から参加してくれていて、チーム練習にも欠かさず参加している𠮷村選手にインタビュー!
バスケットボールは好きですか?
好きです
バスケはやっていたんだっけ?
バスケは全くの初心者、高等部1年生のときに、昼休みなどよくバスケをやっていた。その頃、担当の先生と一緒にやっていたが、その先生がバスケ体験教室の指導者もしていて、「体験教室あるから行ってみない」と誘われて興味があったから行ってみたことがきっかけ。
俊希さんにとって、バスケットボールとは?
自分を変えてくれた存在
バスケットボールを始めて変わったこと(成長できたなと思うところ)は?
選手のみんなと関わるようになり、コミュニケーションが取れるようになった。バスケをしていなかったら、スポーツしてなかったと思う。
他県のチームの人とも交流することもなかった。佐賀バルーナーズの試合も今シーズンすごく観に行くようになった。そこで、プロの選手がやっている動き・プレーを自分もできるかなと真似してみようと練習したりしている。
チームはどんなチーム?
みんなが僕のことを気にかけてくれて、すごく話しかけてきてくれる。そういう意味ですごく、コミュニケーションがとれるチーム。熱心になれば、一致団結してすごいプレーができるチームで、ON(試合/バスケ)とOFF(練習前後や遠征移動時)の切り替えがでえきるチーム。
コーチ陣はどんな存在?
『信頼できる存在、自信をくれる存在。』前より、教えてもらうことが増えた。教えてもらうことが増えて、やってみたら少しずつできるようになって、そしたら自信がついてきた。そういうことを感じさせてくれる存在。
コーチ陣にそう感じるようになったきっかけとか、エピソードある?
今までは「大人=怒られる存在」だった。中学の時に先生に言われた言葉で忘れられない言葉がある。その当時は、勉強もスポーツも何もやっていなくて、先生から「そんなんじゃ、大人になったら何もできなくなるよ」と言われた。それが、すごく嫌な思い出でつらかった。そこから、先生への信頼がなくなり、「先生=大人」だから、余計に苦手になった。そんな嫌な思い出があるから、今のコーチ陣はその思いを払拭してくれるとても信頼できる存在。
そっか~、そんなことも感じながらバスケやっているんだね。
バスケを始めたときから本当に成長したね。
バスケを始めたころの15歳の俊希さんに、今の21歳の俊希さんから何か言葉をかけてあげるなら、なんて言葉がけする?
「がんばってたら、チャレンジしてたら、できること増えるよ」って言ってあげたいです。
SAGA2024の目標は?
チームでは、全国の舞台で、まずは1勝!自分では、プレータイムがある限り、全力プレー!!
試合の時、どんなプレーを観てほしい?
チームのプレーでは、パスを回して連携しているプレーを観てほしい。自分のプレーでは、ディフェンスは、ゴール下に簡単にポジショニングされないように、相手を押さえているところ。オフェンスはリング下のシュートを観てほしい。あと、男子も女子も一人ひとり、それぞれが頑張っている姿を観てほしい。
試合の時、応援の声は届いているかな?どんな応援があったら嬉しい?
ちゃんと届いています。声も出してもらえると嬉しい。「ナイスプレー」とか、「行けー」、「佐賀頑張れー」って言ってもらえると嬉しい。
男女混合
9人制
一般のソフトボールとルールは同じですが、振り逃げ、スクイズ、パスボール、盗塁はできません。
塁間距離と投球距離は女子の規格と同じです。
試合は5回制で、試合開始後80分を経過した後は新しい回には入りません。
3回終了以降、10点以上の得点差が生じたら、コールドゲームとなります。
練習風景紹介
2チームに分かれての実践練習。本番さながら、熱が入ります!
コーチの指導を受けながら、繰り返し投球練習を行います。
打撃練習の様子。みんなで切磋琢磨しながら頑張っています!!
佐賀県ソフトボールチーム
みんなのソフトボール教室はじめました!!
活躍する女子選手!
背番号5宮本 麗選手
ソフトボールは男女混合なので、男性に力負けしないように、日々、筋トレや体幹トレーニングに励んでいます。練習を通して、体力面だけでなく精神面も鍛えられているように感じます。地元、太良の方にも頑張ってプレーしている姿を見てもらいたい!
背番号18副島 彩選手
プレーの中でも、特にピッチャーとして投げるのが好きです。試合に出場できることがとても嬉しいので、家でも投げ込みの練習などを頑張っています。地元開催となる、SAGA2024では、いろいろな人にプレーを見てもらいたいです。
ソフトボールで活躍する選手がSAGA2024広報番組「スポ×イズム」で紹介されました。こちらからぜひ、動画をご覧ください。
男女混合
11人制
フィールドの広さ、ゴール、ボールなどは一般のサッカーと同じです。
試合時間は前後半各30分。決勝戦及び3位決定戦は前後半各35分。
練習風景紹介
試合形式の練習では、白熱したプレーの数々が!
味方の位置を確認して、正確なパス!!
一緒にプレーする仲間へ
リーグ戦対戦相手鹿江 康弘さん
Q.インクル佐賀FCチームの印象は?
A.サッカーをすることが純粋に好きな選手、上手くなりたいという選手が多いという印象を持っています。
試合中もよく声を出してチームの雰囲気もいいです。全障スポに向けて頑張りたいという思いが伝わってきます。
Q.リーグ戦で対戦してみて感じること。
A.障がいの有無にかかわらずサッカーを通じて交流できることは素晴らしいことだと感じています。対戦するときはお互い真剣勝負です。一切、手は抜きません。試合が終われば、「こうしたらもっと良くなる」とアドバイスをしています。選手は素直に聞いてくれています。リーグ戦を通して顔見知りもたくさんできて応援したくなります。
Q.インクル佐賀FCのチームに成長を感じることはありますか?
A.リーグ戦に参入した頃は、チームとして意思疎通が取れていなかったり組織的な戦術が取れていなかったりしていました。しかし、試合を重ねるごとに的確な指示や戦術がとれるようになり、実際に試合をして前回対戦したときより強くなったと実感しています。何よりチームメイトに対して前向きな声かけをしている姿があり、とても成長を感じるところです。
Q.SAGA2024全障スポをきっかけに、サッカーを始めた人たちが増えていることについてどう思いますか?
A.素晴らしいことだと思います。サッカー協会は年間を通して全種別(小・中・高・社会人・シニア)リーグ戦を行っています。SAGA2024全障スポをきっかけに、サッカー人口が増えて、小中のリーグ戦に参入することもできると思います。障がいの有無にかかわらずサッカーの交流を通して皆が笑顔になれる大会になってほしいと思います。
Q.どんなチームになってほしいですか?
A.インクル佐賀FCチームには、参加すればいいということではなく、勝利してメダルを取ってほしいと思っています。やるからにはより高い所を目標に戦ってほしいし、その姿は、今後のサッカーの普及にもつながると思います。個人としても全力で応援していきます。
Q.先輩からの応援メッセージ。
A.インクル佐賀FCチームはリーグ戦や強化練習会でも戦っているので、すごく身近に感じています。これまでの成果を思う存分発揮して、目標が達成できるように頑張ってください。全力で応援します。